患者からみた理想の看護師

こんな人に読んでほしい

1.看護師さんのみなさま 

 患者は皆ではないですが、多くの人が不安とともに病院にやってきます。

自分の病気は良くなるのだろうか、これから良くなっていくのだろうか…。

患者さんに同行して来ている方もおそらく同じような気持ちだと思います。

そこで、私たち患者目線でこうしてもらえて嬉しかった、逆にこのようなことは不安になるということをまとめました。今後の参考になればと思います。

2.看護師以外の医療従事者

 上記のような内容は、看護師だけに言えることではないと思っています。

医者も医療従事者の一人として、看護師たちに患者さんの治療の指針を出したり、時には患者さんとの接し方について相談をされることも少なくはないと思います。

そんな時に、患者目線で今回のテーマのことを理解しておくことで、どのように患者さんに看護師さんたちが接すればよいかアドバイスをすることができるようになります。

そのため、今回の記事のような知識をつけておくことに損はないと考えています。

看護師と患者さんがよい関係性を築くことは、あなたの治療を円滑に進めるためにも必要不可欠な要素になってくると思います。

3.患者さんたち当人

 1.2では看護師さんたちや医者の方々のことを書きましたが、快く接してもらうためにはあなた達自身も優しさへの感謝を忘れないようにする必要があります。

医療従事者の皆さんだって仕事とはいえ、人は人です。

円滑な治療のためには信頼のある関係性が必要だからこそ、あなたたちからも働きかけをしてみませんか?

看護師が患者にできること

・しっかりと話を聞く

コミュニケーションの基本はやはり、話を聞くことにあります。

患者と医療従事者の信頼関係を築くためにも、まずは患者(と接する機会が多くなるあなたが話をしっかり聞いてあげるようにしましょう。

その方が入院患者の方なら、なおさら信頼関係は大切なものになってきます。

話しやすい雰囲気を作るように心がけるようにしましょう。例えば、以下のようなことを心がけるのが大事です。

1.笑顔を作るようにする

2.人の目を見て話を聞く

3.うなづく、共感する など。

信頼というものは関わりなしには築くことは不可能です。

そのため、意識的に相手を安心させられるようなコミュニケーションのコツを取り入れていくようにしましょう。

自分が患者の立場だったら、どのような方だと安心するか、考えながらやれば間違いありません。

患者さんのご家族にも丁寧に接する

 不安なのは患者さんだけではありません。

患者さんのご家族や、近しい方々も患者さんの病状について気になっていたり、不安だったりします。

もし患者さんの病状について質問されたら、しっかりと答えられるようにしておきましょう。

また、質問の内容が複雑だったり、医者の回答を聞きたい、などのケースの場合は伝言ゲームになって、正しく伝わらないケースを避けるためにも、

「担当医の方に一度確認するので、内容をメモさせてもらってもよろしいでしょうか?」

と一言確認の上、メモを取らせてもらいましょう。

間違ったことや不安にさせるようなことを伝えるのが一番良くないことです。

・自分の技術を高める

 点滴や注射といった、身体に痛みが伴う行為が発生することは必ずといってあることだと思います。

この時、何度も針を刺すのを失敗されて痛い思いをしたら果たして患者さんとしてはどう思うでしょうか。

私だったら「この人なんども失敗して大丈夫なのかな…」と思いますし、患者さんによってはお怒りになられる方も少なからずいると思います。

点滴や注射といった行為はベテランの看護師さんでも失敗することのあるような作業ですが、だからといって失敗が許される行為ではありません。

人の身体に針を刺すという行為のために、必然的に痛みを伴いますから。

先輩の上手な方にアドバイスをもらってみるとか、自分なりにコツをまとめていく、まずは誰かについてやらせてもらうなどを積み重ねていくことで、少しずつ苦手意識を減らしたり、上手くなるための努力をしましょう。

 また、もしも失敗してしまった際には患者さんにしっかりとお詫びをお伝えした上で、もう一度やらせてもらうようにしましょう。

なぜそのようなことが必要なのか

 色々書いて来ましたが、全てをやろうとするとかなりの負担になってくると思います。

では、どうしてそこまでやらないといけないんでしょうか?

大きく分けて2つのメリットがあります。

気持ちよく仕事をするため

 やはり人間、感謝をされるのは気持ちの良いものだと思います。

もちろん、患者も丁寧に接してくださる医療関係者の方にはお礼を言いたくなるものです。

このように、お互いに信頼関係を築くことでストレスレスな仕事を行うことが可能になります。

また、患者さんに感謝されることでやりがいを感じることもできるでしょう。

看護師さんが患者さんに向き合わないと…?

 自分自身にとって考えられる最大のデメリットは、自分自身の悪い評判が湧いてしまう可能性が高いことでしょう。

人間、悪い評価というものはよく広がるもので、患者さんから患者さんづてに広がることもあれば、インターネットによって拡散される可能性もあるでしょう。

これらの情報に傷ついて自分が精神的に辛くなってしまう可能性もあり得ますし、転職や再就職に影響が出てしまうことも考えられます。

だからこそ、患者にとっていい看護師になる必要があるのです。

患者さん側が気をつけなければいけないこと

逆に患者さん側も、医療従事者に敬意を払う必要はあると私は考えています。

今の時代、病院によっては人が少ない中、何人もの患者の様子を管理して、記録を取り、気を遣い…。

仕事とはいえ、感謝もされずにむすっとしている人に対してと、

「いつもありがとう」

「うれしいよ」

「安心するよ」

といった言葉をかけてくれる人に対して、どちらに対して気持ちよく接したいと思うでしょうか?

答えは言うまでもないと思います。

 自分自身、一度入院経験がありますが

「ありがとう」

の言葉や気持ちは欠かさないようにしていました。

上記の項目までは、医療従事者から必要な働きかけに必要なことを書きましたが、患者さんから必要な働きかけというのももちろんあります。

「看護師が患者にできること」

の項目に記載した、しっかりと話を聞くということについては患者さんたちや身の回りの方にも必要になってくることです。

また、患者さんたちは以下のことが必要になってきます。

 ・自分の症状について、はっきりと、間違いのないように伝える

 ・必要であれば文章などにまとめる

症状というのは少し伝え間違えるだけで、捉え方の度合いが大きく変わってきます。

たとえばちょっとおなかが痛いだけだし、まぁいいかという気持ちで伝えなかった結果、それが病気の進行の兆候だった…。ということも可能性としてはありえます。

 そのため、自分の体調について気になることは少しでも担当医や看護師さんに相談をする、もしそれがまとめにくかったり長くなってしまうのであれば文章などの形でまとめて伝えるようにする、などの工夫をする必要があると思います。

まとめ

 看護師が患者にできることは、気持ちの良い関係性を築くためのコミュニケーションが大きな役割になってくると思います。

人と接するということは、決して簡単なことではありません。

少しずつ、頼れる看護師さんになれるように努力していきましょう。

 また、努力が必要なのは看護師だけでなく患者さんやその周りの人たちも然りであるので、その点については注意しましょう。

くも膜下出血

【はじめに】

脳の表面にある血管(脳動脈瘤)から出血して脳表が血液で覆われてしまう疾患をくも膜下出血と呼んでいます。

通常であれば、脳の構造は外側から硬膜、くも膜、軟膜と呼ばれる三つの膜で重なるように包まれており、くも膜下腔というのはくも膜と軟膜の隙間を指します。

くも膜下出血とは、脳を覆う3つの層の隙間であるくも膜下腔と呼ばれる空間に出血を生じるのです。

くも膜下出血例では基礎疾患として高血圧を有して降圧薬などを経口内服している方が多いです。

くも膜下出血の診断を行う上で必須となる検査は頭部CTが挙げられます。

CTではくも膜下出血を発症したときの特徴的な画像が見られるため、容易に確定診断が可能となります。

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血は、発症すると3割近くがそのまま命を落とすとされています。

また、命を落とさない場合でも、くも膜下腔内の出血が脳を圧迫する状態が続くと脳にダメージが加わって重篤な後遺症を残すことも少なくありません。

今回は、くも膜下出血の原因、症状、治療などについて説明していきます。

【第1章】くも膜下出血の原因とは?

発症原因は多々ありますが、ほとんどはくも膜下腔を走行する動脈の分岐部に動脈瘤が形成され、それが破裂することによって発症します。

統計学的に、おおむね40歳以降の中年層から発症者が増え始めるといわれています。

また、脳動脈瘤以外にも頭部外傷や先天的な血管の形態構造の異常などが原因で引き起こされることも少なからず存在します。

脳動脈瘤の破裂が原因で起こるくも膜下出血は全体の8~9割を占めるとも言われています。

脳動脈瘤とは、くも膜下腔を走行する動脈にできる風船のように膨張した“こぶ”のことを指します。

一般的に、脳動脈瘤の壁は正常な血管と比べて薄く脆弱になっており、血圧が一時的に上昇したときなどに急激に破裂するリスクが高くなります。

そして、動脈瘤がいったん破裂すると圧力の高い動脈の血液がくも膜下腔内に流れ込むことでくも膜下出血を発症する流れになります。

特に動脈瘤破裂に伴うくも膜下出血の場合には一度発症すると死亡率や後遺障害を残す確率がきわめて高く、本疾患を未然に防ぐ為には新たに脳動脈瘤が出来ているかどうかを評価する必要があります。

こまめに脳ドックなどを受診して頭部MRIを行なって検査することがお勧めされます。

また、くも膜下出血は頭を強く打撲するなど外傷性によって引き起こされることがあります。

軽度な場合には自覚症状がほとんどないことも認められますが、重症な場合には急性硬膜下血腫や脳挫傷を合併するなど命に直結する状態になることも少なくありません。

そして、脳動静脈奇形などの先天的な血管の形態異常はもとより出血を引き起こしやすく、同部位が破綻するとくも膜下出血や脳内出血を発症することがあります。

まれな病気ではありますが、若い世代の若年層でもくも膜下出血を引き起こす原因として忘れてはいけない重要な疾病と考えられます。

【第2章】くも膜下出血の症状とは?

くも膜下出血は発症すると、意識のある場合には「突然バットで殴られたような激烈な頭痛」や嘔吐症状を生じることが特徴的です。

また、くも膜下腔における出血量が多い場合には脳が圧迫されることで重篤な意識障害を呈することも多く、突然死の原因となり得ます。

さらに、緊急的な手術などの治療によって救命できたケースでも後遺症が残るリスクが高く、非常に恐ろしい病気のひとつです。

脳はそれぞれの場所によって担っている機能が様々に異なり、障害された脳の場所によって典型的な症状も違って、くも膜下出血の場合には、強い頭痛症状、あるいは意識障害や言語障害、けいれん発作など多種多様な神経症状が出現する可能性があります。

頭痛は吐き気や嘔吐を伴い、意識が朦朧もうろうとする・意識を失うといった意識障害を生じることも少なくありません。

また、脳内に出血を伴う場合には手足の麻痺や言葉が出ないといった神経症状を伴います。

無事に治療を終えたとしても、くも膜下出血に続発する脳血管攣縮や水頭症を発症するなどのリスクもあるため、発症する前とほぼ変わらない状態で社会復帰できるのは4人に1人とされています。

【第3章】くも膜下出血の治療とは?

くも膜下出血の治療は発症原因によって大きく異なります。

もっとも多い脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血では、基本的には脳の浮腫性変化や血圧上昇などを改善するための薬物療法が行われます。

最近では、脳動脈瘤の再破裂を予防するための手術やカテーテル治療(血管内治療)が行われます。

万が一、再破裂が生じると高確率で死に至るため、治療は緊急的に行われるのが一般的です。

手術は動脈瘤の根元を医療用のクリップで止めて血流を遮断するいわゆるクリッピング術が行われます。

一方で、近年では体への負担が少ない低侵襲的なカテーテル操作によって医療用の細い金属を動脈瘤内に挿入して血流を遮断することが出来るコイル塞栓術を選択されるケースも増加しています。

次に、血管奇形などが原因のくも膜下出血では、出血の原因となる異常血管を摘出する開頭手術やガンマナイフによる放射線治療、血管内治療による塞栓術などが行われます。

また、外傷によるくも膜下出血は基本的に手術の必要はなく、脳のむくみを抑える薬などを用いながら様子を見ていくことになるでしょう。

もし仮に脳のむくみが著しく意識状態が極めて悪い場合には、頭蓋骨の一部を切除して脳圧を低下させる減圧開頭血腫除去術が必要になることも少なくありません。

そして、くも膜下出血の急性期治療が終わり安定状態に入ると、その後は慢性的な治療が中心となり、主には血圧管理を中心とした危険因子の是正を行い、脳卒中の再発を予防することに努めます。

くも膜下出血に対するリハビリテーションは、主には理学療法、作業療法、言語聴覚療法などが代表例としてあります。

【まとめ】

脳は、一番外側の硬膜、くも膜、内側の軟膜という3層の脳膜に覆われており、くも膜下腔の動脈が破れて出血した状態をくも膜下出血と呼んでいます。

この病気は、命の危険につながりやすく、再出血を起こせば脳に深刻なダメージを残してしまうケースも多くなっていますので、症状が現れたらできるだけ早く救急受診することが重要です。

くも膜下出血の原因の中で最多となる脳動脈瘤破裂によるものは、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病に罹患している方や喫煙歴や過度な飲酒歴がある場合に発症しやすいとされています。

そのため、くも膜下出血を予防するには日々の食事や運動などの生活習慣を整えることが重要です。

また、くも膜下出血は遺伝性との関係も最近になって指摘されています。

自分の家族や近い親戚などにくも膜下出血を発症した人や脳動脈瘤がある人がいた場合には、あらかじめ脳ドックなどを受けておくと安心できますよね。

万が一脳動脈瘤が発見された場合には、破裂する前にクリッピング術やコイル塞栓術を行うことも少なくありません。

これらの治療をせずに経過を見ていく場合には、高血圧を有していると脳動脈瘤破裂を引き起こすリスクとなるため、高血圧を持病に抱えている方は普段から適切な血圧を維持していくことが極めて重要です。

今回の記事の情報が少しでも参考になれば幸いです。

【看護師の職場環境ってどうなの?】

【看護師の職場環境ってどうなの?】

看護師が働ける職場はさまざまです。

有床のある病院、クリニック、高齢者向け施設(デイサービス・老人ホーム)、商業施設の救護室など多く活躍の場があります。

自分に合った職場環境を選びより充実した働き方をするにはどのようなポイントを確認するべきか紹介していきます。

勤務時間、夜勤の体制が無理なく働ける

一般的に日勤と呼ばれている勤務時間は午前8時ごろから午後5時頃です。

朝が苦手な方や子供の保育園への送迎がある方などにとっても出勤時間は重要です。

看護師にとして働く中でよくあるのが仕事前の情報収集です。

患者様の状態を把握するために仕事開始前に情報を確認しなくてはなりません。

そうなると、業務開始時間が午前8時となっていても開始20分前に出勤し情報収集を各自でしなければならないため、出勤時間が早くなることもあります。

朝の通勤時間が数分でも早まると毎日のことですので負担も重たく感じます。

職場は定めている出勤時間よりも20分ほど早まっても負担に感じにくい職場を選ぶことも重要です。

また、看護師として働く中で夜勤がある職場は多いです。

夜勤の中でも二交替制と三交替制がありどちらが自分の合っているのか分かっておくと無理のない職場で働きやすいです。

二交替制では午後4時から翌朝8時頃までの勤務となるため体力的な負担も多く長時間労働になります。

三交替制では準夜勤と深夜勤に分かれており準夜勤では午後4時頃から午前0時頃まで、深夜勤では午前0時から午前8時頃までとなっている職場がほとんどで勤務時間が短いため体力的な負担は少ないですが出勤時間、帰宅時間が深夜になることもあり職場から自宅までの距離がある方は負担を感じることがあります。

また生活リズムが不規則になり通勤回数が多いため休日が少ないと感じやすくなることもあります。

子育てがあり夜勤が出来ない方などは夜勤のないクリニックやデイサービスなどもおすすめです。

夜勤がなく出勤時間や休日が固定されており生活リズムが整いやすいです。自分の生活環境に合わせた勤務時間を考えて職場を選ぶと無理のない働きやすい環境で看護師として活躍できるでしょう。

人間関係のリアル

看護師として働く中でほかの職業と違いはやはり女性が多いということでしょう。

以前と比べて男性看護師も増えてきましたがそれでも女性看護師の割合は明らかに多いです。

やはり、女性が多い職場では、感情の起伏が激しい女性特有の複雑な人間関係があります。

また、年齢と看護師歴も比例しておらず、子育てがひと段落してから看護師免許を取ったという方や他の職業を経験して看護師免許を取得される方は結構多いです。

そのため看護師内の先輩後輩関係も複雑で上手くやっていくために神経を使い疲労感を感じることもあります。

看護師としての仕事内容において医師との情報共有は大切でなおかつ患者様やそのご家族様との会話のなかから患者様の病状など汲み取らないといけないシーンも多いため常に人との関わりがありコミュニケーション力も求められてきます。

看護職をしていく場合、人との関わりは重要ともいえるでしょう。人と人が関わって成り立つ職業ゆえに価値観の違いや看護観の違いで衝突することはよくあります。

それぞれ看護師としての経験や人生は違うので衝突することは当然です。

その中でも、先輩や医師の意見を聞き素直に学ぶ姿勢を見せることは衝突の少ない人間関係を築くうえで大切です。

謙虚さを忘れず日々学びを怠らないといった姿勢は医師、看護師、それ以外の職業と一緒になって患者様に医療を提供することを前提とする環境において重要で円滑な人間関係を築きやすくなります。

また、チームワークで仕事をする看護の現場ではさまざまな立場の職種の方が意見を言ってくるでしょう。

チーム医療をするうえでまずは人の意見を聞くことは大切です。かつ中立の立場でいることで人間関係のトラブルを避けることが出来るでしょう。

しかし、自分の意見や価値観がブレることは自便の信頼を失うことから、まずは人の話を聞く。そして自分の意見を押し付けるのではなく相談するといった形で相手に伝えることでトゲがなく優しい雰囲気でコミュニケーションを図ることができます。

しかし、看護師は責任感の強さや求められるコミュニケーションスキル、看護スキルから精神的な負担を感じやすい環境にあります。職場に一人でも相談しやすい人がいるとずいぶん働きやすくなります。

職場によっては新人や先輩の教育制度がしっかり整っているところもあります。

同期や先輩など困ったことや分からないことを聞きやすい環境を自分で作っていくことも大切です。

職場内で程よい雑談ができる関係性ができているとチームワークがよくなり結果的に患者様にいい看護を提供できるでしょう。

また、仕事で自分の強みを持つこともいいでしょう。

「これに関して自分は詳しい」、「この仕事は私が得意」

など自分に強みが一つでもあるとほかのスタッフから頼られることや相談をされることも増えていきます。

そこでのコミュニケーションも増え良好な人間関係を築きやすくなります。

看護業務において専門的な分野を極めたいと思っている方は資格を習得するのもいいでしょう。

看護師には専門看護師、認定看護師、認定看護管理者といわれる資格があります。

スキルアップのためにも習得することはいいですし職場内でも活躍の場が増えることは間違いありません。

ほかにも、専門的な分野のスキルアップではなくすぐにでもはじめられる自分の強みを作る方法はあります。

新人看護師や新しい職場でまだ一人ではなかなか動けない場合でも「ナースコールをよくとる」ことなどでも印象に残ります。

看護の場は忙しくナースコール対応に追われます。

ナースコールをよくとり患者様の対応を積極的に行うことで先輩看護師からの

「ありがとう」

やナースコールの内容を聞かれることでコミュニケーションも増えます。

また、患者様の病状や表情観察をしっかり行い小さな変化に気づけるなどといった強みもいいでしょう。

そのためにも患者様の情報収集や日頃のコミュニケーション大切になってきます。

病院によっては受け持ち患者を決めて業務を行っているところも多いようです。

自分の受け持ち患者様に関しての情報量も多く、医師や他の看護師と患者様の情報共有がしっかりできるようになると信頼も厚くなっていきます。

まずは自分の受け持ち患者様の疾患はもちろん性格や患者様の心理的な不安なども汲み取り看護を行えると働きやすさややりがいも感じやすいのではないでしょうか。

働きやすい職場環境、人間関係は自分でつくる

自分にあった勤務時間や環境、人間関係の構築に関して述べてきましたが、何より大切なのは日頃の自分の行動や言動ではないでしょうか。

相手に好印象を与えることのできる行動ができると看護師としてもっと働きやすくなるでしょう。

まずは受け答えの仕方です。聞かれたことに対して、「多分そうだと思います」といったような曖昧な返答をすると相手に対して不安や頼りない印象を与えてしまいます。

もし返答に自信がない場合は「確認してきます」といい確実に自信をもって返答をすると相手に好印象を与えることができます。

小さなことのように思えますが何度もあるシーンですので毎回自信のない受け答えをすると信頼を失います。仕事を安心して任してもらえるためにもとても大切なことです。

以上、看護師の職場環境について述べてきました。看護師として働きやすい環境を作っていき充実した毎日を過ごしていきましょう。

どこにいても輝ける自分になるために

人生に遅すぎることはない

私が彼女と出会ったのは9年前のことでした

私の勤める航空会社に

彼女は客室乗務員(以下CA)

として入社してきました

彼女が入社した時の年齢は40歳

CAの既卒入社としては遅咲きです

彼女は元々、看護師の仕事に従事していました

私は彼女の看護師としての

経歴を聞いて驚きましたが

飛行機が好きだと語る彼女は

あっけらかんとし

“今挑戦できることをやってみたいの!”

と、その年齢とは思えぬほど

キラキラしていたのがとても印象的でした

機内での看護師

飛行機は密室で一度離陸してしまうと

電車や車のように止まることができません

そのうえ、機内の環境は特殊で

気圧が低いために酸素も薄く

乗客は座っているだけであっても

体調が悪くなり突然倒れたり

意識が一時的になくなくなることは

多々あるものです

CAさんはそのような事態に備えて

訓練は積んでいるものの

やはり医療行為が出来ないので

旅客のケアには限界があるのですが

そんな時、看護資格を持っている同僚がいると

非常に心強く感じました

看護資格が活かせること

彼女の仕事ぶりは

医療行為のみならず、元看護師の素質を活かし

旅客への細かなケアや

他の人が気づかないところにも

よく気づき人の嫌がる仕事も

率先してテキパキとこなしていました

そんな彼女の姿を見て

よくよく感心したものです

看護師という仕事は弱者に献身的に尽くす

という基本概念があり

人間としての健康と幸せという

普遍的な欲求に応え続け

看護師である以上は

生涯にわたりその理念に貢献すること

とされています

まさに彼女は、そこを全うし

どのような場面であっても

その姿勢を崩しませんでした

第3の人生

昨今の禍の中で、毎日のように

医療の逼迫が問題視され

命を天秤にかけねばならないつらい場面も

報道されています

彼女は、この世界恐慌の中で

自分が何をすべきか

何が本当に大切かと

人生を賭けて悩み続けて

再び医療の現場に戻る決意をしました

初めはワクチン会場での手伝いからスタートし

慣れたとこで、専用エージェントを通じ

看護師の不足している

病院や福祉施設などでパートとして働きながら

無事に15年ぶりの復帰を果たしました

一度離れた現場でどれほどの勘が戻るかは

不安だったと話しつつも

“自分にも何か出来ることがあって嬉しい

じっとしていたらどんどん歳食っちゃうから!”

と笑顔で話している彼女は

初めて飛行機に乗った時のような

きらきらした笑顔で溢れていました

まさに彼女の中で

“今できることに挑戦したい”

という思いがふたたび湧き上がり

そこでたどり着いた答えが

復帰するという道でした

歳をとることにポジティブでいたい

彼女がそんなふうに

再び医療の現場に戻ったのは

55歳を超えてからです

2度目の看護師生活はといえば

若い頃とはまた違う感覚で

患者と接することができ

新たな気づきや発見の連続だと語っています

また機内で働いていた経験も

決して無駄ではなかったと話します

もしみなさんが

年齢を理由に諦めていることや

蓋をしてしまっていることがあるとすれば

それがどれほど勿体無いことであるか

彼女の人生を見ればわかります

これまでの経験はどれひとつとっても

無駄なことはありません

彼女のポジティブさは

きっと患者さんにとっても治療の励みとなり

回復の原動力になっているのだと感じます

そして駆け出しの看護師さんにとっても

素晴らしい道標となることでしょう

また機内で働いていた頃のように

患者さんのことを思い

それぞれのニーズに応えながら

テキパキと業務をこなしている姿も

容易に想像できます

そんな彼女を思い浮かべると

私もまだまだ頑張れると鼓舞されるのです

~最後に~

彼女のみならず、世界中の現役の医療従事者の方々と、今期に現場に復帰してくださった医療従事者の方々に心から感謝いたします

急性冠症候群

【はじめに】

急性冠症候群とは、一言で言うと心筋の酸素不足によって胸痛発作などの症状が起こる病気を指します。

生活習慣病に関連する動脈硬化症が原因で血管の内側が狭窄して心筋への血液の供給が減少し血流が途絶えることによって、心筋が必要とする酸素需要量と酸素供給量のバランスが崩れて心筋が虚血状態となってしまうのです。

一般的には、急性冠症候群を発症すると、通常であれば胸部の圧迫感や痛み、息切れなどの症状が起こります。

病院などの医療機関では心電図検査と血液中の心筋マーカーなどを測定する検査により、急性冠症候群かどうか診断されます。

治療法は症候群の種類によって多少は変わりますが、通常では冠動脈の閉塞が起きた部位に対して血流を増やす治療処置が行われます。

今回は、生命に直結するとも言える急性冠症候群という病気について説明いたします。

【第1章】急性冠症候群の原因とは?

当然のことながら、心筋は酸素を豊富に含んだ血液を絶えず24時間必要とします。

その血液を心臓に送る役割を持っている血管は、大動脈が心臓の左心室から出たところで枝分かれしている左右の冠動脈です。

冠動脈疾患とは脂質異常症のみならず高血圧などが誘因となって形成される冠動脈の硬化性変化に伴って冠状動脈の血行障害をきたすことによっても発症します。

急性冠症候群は、そうして冠動脈が突然ふさがり、冠動脈疾患によって心筋の一部への血液供給が大きく減少し遮断されることで引き起こされます。

一般的な医学用語として、細胞や組織への血液供給がなくなることを虚血状態と呼びます。

生命に必須である心臓への血液供給が数分以上にわたって大きく減少するか中断されると、心臓の組織が壊死することに繋がります。

そうしたことから分かるように、心筋梗塞とも呼ばれる心臓発作は、虚血状態により心臓の組織が壊死する病気です。

急性冠症候群の最も一般的な原因は血栓(血のかたまり)やアテロームと言われています。

冠動脈の中で、もし仮にアテロームが破裂したりすると、そこから血小板を凝集して粘着性を高める物質が放出され、その結果として血栓ができやすくなります。

また、心臓内で形成された血栓が剥がれて心臓から流れ出すこともあります。

その次に、冠動脈に直接的に詰まることで心臓発作が起こることも実際にあります。

まれに、冠動脈のけいれんのために血流が遮断されることで心臓発作が起きる場合も考えられます。

【第2章】急性冠症候群の症状とは?

急性冠症候群は主に狭心症と心筋梗塞に分けられます。

一般的な狭心症では、心臓を栄養している冠動脈の内壁に徐々に沈着したコレステロールなどが血管の内腔を狭くして、それらに伴って血管に流入する血液量が減少して、十分な酸素や栄養素を心筋に供給できなくなります。

そうすると、狭心症症状として胸痛や胸部圧迫感を引き起こします。

そして一方では、急に冠動脈が完全に閉塞して血流が途絶えると急性心筋梗塞に至り生命の危険が及びます。

急性冠症候群は、どの種類でも症状がある程度類似しているため、通常は症状だけから種類を確定することは困難です。

例えば、狭心症の症状は、典型的には胸骨の後ろの部分に断続的な圧迫感や痛みがみられることが多いです。

不安定狭心症になると、そういった狭心症の症状がより頻繁に起きたり、より重度であったりするほかにも、安静時や軽い運動の後に症状を自覚することがあります。

また、心臓発作で最も特徴的な症状としては、胸部中心から背中や顎先、そして左肩から腕にかけて広がる痛みと表現されます。

その他の症状としては、気が遠くなって失神する、突然の激しい発汗や息切れ、そして動悸症状などが認められます。

このように多様な症状が起こるにもかかわらず、心臓発作を起こした人の5人に1人は、実際のところ軽い症状がみられるだけか、まったく症状がみられないケースもあります。

このように症状を伴わない急性冠症候群では、定期的に心電図検査や心臓超音波検査を行っていないと見つからないこともありますので注意が必要です。

【第3章】急性冠症候群の治療とは?

急性冠症候群の予防や治療については、まずは基本的には日々の生活習慣スタイル、つまり食事と運動による改善という観点を中心に行います。

医師は症状や疾患の重症度により最適な治療法を選択し、冠動脈の閉塞程度によって一般的な医学的治療法を勘案して、薬剤の服用以外にも冠動脈バイパス術や経皮的冠動脈形成術などを検討することになります。

通常では、急性冠症候群には緊急的な治療が必要です。

心臓発作による死亡例の約半分は、症状が現れてから数時間以内に起きています。

言うまでもなく、治療の開始が早ければ早いほど、生存の可能性が高くなります。

ですから、急性冠症候群を思わせる症状が現れた時には、速やかに救急車を呼びましょう。

心臓発作が起きたと思ったら、直ちにアスピリンの錠剤を噛み砕いて服用します。

もし万が一、アスピリンにアレルギーがある人には、代替薬としてクロピドグレルまたはチクロピジン、あるいはその両方を使用することができます。

急性冠症候群を起こした疑いがある人は、通常では心血管疾患を得意とする集中治療室のある病院に搬送されて入院することになるでしょう。

そこでは、一般的には心拍リズムや血圧、血液中の酸素濃度を細かく定期的にモニタリングし、心臓にどの程度の損傷が起きたかを予測して状態を評価します。

集中治療室に勤務している看護師さんは、心臓病の患者をケアし、緊急事態に対処できるように特別な訓練を受け知識も豊かに持っています。

鼻カニューレやフェイスマスクを使って、酸素を一定期間にかけて吸入させることもしばしばあります。

その背景には、心臓に多くの酸素を供給することで心臓の組織の損傷を最小限にとどめることができると考えられているからです。

最初の数日間に重篤な合併症が起きなければ、ほとんどの場合は発症してから数日で無事に退院できることになります。

不整脈などの合併症が起きた場合や、もはや心臓が十分な血液を送り出せなくなっている場合は、入院が長期化する可能性があります。

ACE阻害薬やβブロッカーは、心臓心筋の拡大を軽減することで、多くの人で生存の予後を高めて良好にすると言われています。

そのため、この種の薬は心臓発作の発生後、数日以内に服用を開始しはじめて、ある程度長期にわたって処方されることが多いです。

また、閉塞した冠動脈を実際に直接的に開通させる治療には、いくつかの方法があります。

例えば、ST上昇型心筋梗塞の患者で、病院到着後90分以内に処置を行える場合は、血管形成術やステント留置術などの経皮的冠動脈インターベンション (略してPCI) が多く普及しています。

この低侵襲な治療は、閉塞した動脈を開通させる治療策として最良の方法と考えられています。

患者さんの状態によっては、経皮的冠動脈インターベンションの代わりに冠動脈バイパス術を行う場合もあります。

血栓溶解薬を使用できない人や冠動脈疾患がかなり重症であるために経皮的冠動脈インターベンションを行えない場合(例えば、多くの領域で閉塞が起きている場合、心臓の機能が低下している場合など)の際にも、冠動脈バイパス術が行われることがあります。

【まとめ】

冠動脈の異常により心筋細胞への血流が低下して生命を脅かす危険性が差し迫った状態を示す病気が「急性冠症候群」です。

 この疾患には、不安定狭心症と急性心筋梗塞が大きく含まれています。

心臓における正常な心筋活動を適切に維持するためには、冠動脈内を動脈血が円滑に流れていることが必須です。

動脈硬化によって冠動脈が細くなり、閉塞した状態が冠動脈疾患であり、これらは代表的な生活習慣病と言え、冠動脈疾患がひどくなると容易に急性冠症候群を引き起こしかねません。

いずれも救急車で専門病院に入院し早急に治療を受けなければなりませんので念頭に置いておきましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

高血圧の基礎知識

会社の健康診断などで、1度は血圧を測定したことがあるでしょう。

たとえば、「上が130で下が75」といった数字で表していますが、それがどんな意味なのかよく分かっていないこともあるかもしれません。

血圧の数値にはどんな意味があるのか?

高血圧とはどういう状態なのか?

高血圧の知っておきたい基礎的な知識を紹介します。

血圧とはいったい何?

私たちの身体の中に流れている血液は、生きていくために重要な酸素や栄養素を全身に運ぶために欠かせないものです。

そのために、心臓がポンプのような役目をし、収縮と弛緩を繰り返しています。

血圧とは、心臓から送られる血流が血管に押し出す圧力のことです。

その人の血圧を決定するものは、心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量、血管のしなやかさ、血液が血管に流れるときの末梢血管の抵抗力、血液の粘度といったことがあげられます。

さらに、腎臓や神経の働きによっても血圧は変わってきます。腎臓の働きが悪くなると、血圧をうまく調整できませんから、高血圧になることもあります。

そして、食塩の摂り過ぎも血圧に影響しますから、食塩と血圧の関連が深いということもよく知られています。

つまり、一言で血圧といっても身体の一部分の問題ではないということです。

血圧の上と下の意味とは?

血圧を測定するとき、「上」と「下」つまり最高血圧と最低血圧の数値を出しますが、そこにはどんな意味があるのでしょうか?

最高血圧の意味は、心臓が収縮した血液を送り出すときであり、血管に強い圧力が加わっている状態で、その時の圧力を数値化したものです。

一方、最低血圧とは、血液を次に送り出すために心臓が拡張しているときの圧力を数値化したものです。

最高血圧のことを収縮期血圧ともいい、最低血圧のことを拡張期血圧ともいいます。

血圧が高いとはどんな状態?

数値的に高血圧とは、日本高血圧学会の診断基準では、最大血圧が140mmHg以上で、最低血圧が90mmHg以上となっています。

ただ、これは診察室での測定値であり、家庭で測る血圧は診察室よりも5mmHg低い基準が用いられています。

健康診断に行ったら、初めて血圧が高いと言われて塩分を控えるようにしたり、病院に通わなければと思うようになったという話はよく聞きます。

しかし、血圧の値というのは、1日にうちでも変動が激しいことは、自宅などでよく血圧を測定している人にとってはよく理解していることでしょう。

血圧というのは常に一定なわけではありません。

測定する時間帯や室温、季節によっても違ってきます。

また、食事のあと、運動のあと、起床時、精神的なストレスを受けた場合など、いろいろな条件によって変動するものです。

よく知られているのが、運動中は一時的に血圧が上昇します。

しかし、運動後に安静にしていると除々に血圧が下がってきます。

こうした変動は正常な血圧の変化ですから、日頃の血圧が正常値ならば何も問題はありません。

しかし、安静にしている状態でも血圧が高い状態が長く続く場合は、高血圧といえるでしょう。

自分の正確な血圧の値を把握するためには、決まった時間に同じ姿勢で、しかもリラックスして測る必要があります。

一般的に血圧を上げる要因

・加齢

・塩分の摂り過ぎ

・ストレス

・激しい運動

・気温の急変

・寒さ

・睡眠不足

・便通でのいきみ

・日常的な運動不足

・肥満

・遺伝による体質

血圧を下げる要因

・睡眠

・適度な運動

・休養

・暑さ

・適度なアルコール

・適温による入浴

・暑さ

といったことがあげられます。

高血圧だとなぜいけないの?

慢性的な高血圧をそのまま放置していると、動脈硬化を促進させ、脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病といった重大な病気を引き起こすことがあります。

特に最近の研究結果では、脳卒中は男女に関係なく、高血圧の影響を受けていることが分かっています。

高血圧をそのままにしておくことで、発症しやすい病気を以下に紹介します。

脳卒中

高血圧で最もリスクが高くなるのが脳卒中だといいます。最高血圧が10上昇することで、脳卒中のリスクが15~20%高くなります。

脳卒中になると、たとえ命が助かったとしても、運動障害や言語障害が残ったり、長期のリハビリが必要になる場合もありますから、高血圧と診断されたら積極的な治療が必要でしょう。

心疾患

心筋梗塞や狭心症といった心疾患は、高血圧によってリスクを高めます。

特に男性の場合は高血圧の影響を受けやすく、最高血圧が10高くなると心疾患の危険度が約15%増加するといわれています。

慢性腎臓病

高血圧になると腎臓にも大きく影響します。

高血圧では塩分の排泄ができにくくなりますから、そのことでさらに血圧が上昇するという悪循環を起こしやすくなります。

また、慢性腎臓病を起こすと、脳卒中や心筋梗塞による死亡率も高くなることが分かっています。

高血圧になりやすい人のタイプとは?

高血圧の人の多くは、血圧を上げる原因が特定できない「本態性高血圧」と呼ばれるものです。

腎臓や神経系の遺伝的な異常に加え、塩分の摂り過ぎや過食、運動不足といった生活習慣や環境といった事柄が加わることで起こります。

また、あまり多くはありませんが、明らかな原因によって高血圧になる場合もあります。

そうした明らかな原因によって高血圧になることを「二次性高血圧」といいます。たとえば、腎臓の病気や内分泌の病気などがそれに該当します。

二次性高血圧の場合では、その原因となっている病気を治療することで血圧が下がることが多いようです。

高血圧になるとどんな症状がでるの?

少し血圧が高いくらいでは、自覚症状が表れないのが高血圧の手強いところでしょう。

しかし、かなり高くなると、頭痛やめまい、肩こりといったことが起きやすくなります。

ただ、こうした症状は高血圧に関係なく起こるものです。

ですから、高血圧は自覚症状あってもあまりあてにならない病気だといえるでしょう。

そのことからも、積極的な血圧測定と治療を受けることが必要になってきます。

高血圧の治療と日常生活での留意点

高血圧は、それを放置しておくと大きな病気に発展する危険性があります。

しかし、その一方では自分で早めに見つけることができる病気でもあります。定期的な健康診断や家庭での測定から発見しやすい病気だからです。

ただ、高血圧はそれだけではほとんど自覚症状がありませんから、血圧計で測定しないかぎり自分の血圧を把握することはかなり難しいでしょう。

ですから、症状がないまま高血圧を長期間そのままにしておくと、脳卒中などの重大な病気に発展する可能性があります。

血圧の測定は、自分の身体の具合を表す大切な事柄です。

健康のバロメーターともいえる血圧を定期的に測る習慣をつけることをおすすめします。

もし血圧が高めだと分かったなら、早めに病院で診察を受け、治療が必要かどうかを確認したり、何が原因で高血圧になったのかを知ることも大事です。

まとめ

この記事では、血圧とは何を意味するのか?

高血圧についての基礎知識や高血圧になったときの対処法などを紹介しました。

高血圧はそれだけでは重大な病気ではないかもしれませんが、脳卒中や心疾患といった死に関わる重大な病気に発展する可能性のある病気です。

もし高血圧と診断された場合、治療とともになぜ高血圧になったかの原因を理解しておくことも大事でしょう。

知的障害

【はじめに】

皆さんの周りに知的障害の方はいらっしゃいませんか。

一般的に知られている知的障害とは、知的な能力が平均的な標準レベルと比較して低く、そのために学習過程や社会適応に困難が出てしまう発達障害の1つと言われています。

知的障害の概要については、厚生労働省による知的障害児(者)基礎調査によれば、「知的機能の障害が若年の発達期(おおむね18歳まで)に出現するために日常生活に種々の支障をきたして特別の援助を必要とする状態」と定義されています。

知的障害の重症度や個々の特徴的な症状については、通常ではその人それぞれの知的機能や適応機能に基づいて判断されます。

今回は、そんな「知的障害」の原因、症状、治療などについて説明していきます。

【第1章】知的障害の原因とは?

知的障害は、主に先天的な染色体異常、妊娠期における母体内感染症、生まれつきの代謝疾患などが原因で引き起こされます。

先天性の遺伝子異常や代謝性異常に関しては、具体的にはダウン症候群や脆弱X症候群などをはじめとする常染色体異常に関連したものやフェニルケトン尿症を代表とする代謝性疾患が挙げられます。

また、万が一妊娠中に風疹や梅毒、細菌性髄膜炎に罹患してそれらのウイルスや細菌が胎児にも感染が及ぶTORCH症候群も知的障害になる原因となり得ます。

そして、妊娠中に妊婦さん自身が摂取したアルコールや薬物による副作用で子どもが知的障害になることもあります。

そのほかには、出産時に新生児仮死に陥ることによって脳が不可逆的な低酸素状態となる場合や出生後に生じた健康障害なども一因として考えられます。

しかし、現実的には詳細な検査を実施しても知的障害の確固たる原因が特定できないことも多いと言われています。

もし知的障害を疑って検査を行う場合には、知能検査や発達検査が有用と言われています。

知的障害を診断するにあたっては、その症状の評価とともに背景として潜在しているかも知れない原因疾患の有無をルールアウトして調べる必要があります。

前述したように様々な中枢神経系疾患も知的障害の原因となることがあるため、正しい診断を受けて、早期的に治療や教育に繋げて橋渡しを行う必要があります。

【第2章】知的障害の症状とは?

厚生労働省の判断基準によると、⑴「知的機能の障害」(知能指数が概ね70まで)、かつ⑵「日常生活能力」(自立機能、運動機能、意思交換、探索操作、移動、生活文化、職業等)が一定の水準域に該当するものを知的障害と呼んでいます。

従来では、多種多様な疾患や症候群に伴う症状の一つとしてあくまで知的障害があり、身体障害や精神障害と同様のレベルの概念を表す用語とされていました。

現代では、知的障害は精神遅滞とも表現されることがある知的発達機能の障害を意味しており、精神疾患の診断マニュアルの第5版でも「知的能力障害(知的発達症)」と表記されています。

一般的に、適応機能というのは、日常生活でその人に期待されている要求に対していかにして効率よく適切に対処し、社会適応して自立しているかを反映する機能のことを指します。

例えば、食事を準備する、片づける、あるいは対人関係において適切なコミュニケーションをとる、自身でお金の管理ができるなどの能力を意味しており、こうした社会適応機能は年を重ねても日々の社会生活を営んでいくために必要な要素となります。

ところが、知的障害の方では、言葉の発達が遅れてうまく他者とコミュニケーションがとれない、あるいは学業や労働時において他人より明らかに業務能力が劣るなど知的発達の遅れが色々な場面でみられます。

知的能力の水準が初段階からかなり低く、最重度障害になりますと当初から解決することが困難な問題が様々にあらわれますので、早期発見されることも多いでしょう。

一方で、軽度〜境界域の水準の知的能力の場合には一見すると知的障害と分かりにくいことがあります。

例えば、軽度〜境界域の知的障害の方の場合では、周囲から「怠けている、たるんでいる、サボっている、元々やる気がない」などと誤解されて評価されてしまうことが多いです。

そのために知的障害者の自尊心が傷付き、ますます自発的な意欲が失われてしまった結果として、非行や不登校に繋がるリスク要因となってしまうのです。

【第3章】知的障害の治療とは?

知的障害者は、身体的介助を必要としない場合においても、少なからず周囲からの見守り・声かけや、こだわり行動に対する対応といったケアサポートを必要とすることが多いです。

ほとんどの知的障害では、根本的に基礎にある障害そのものを改善させることは現代医学をもってしても難しい状況です。

ところが、恵まれて相性が良い環境下においては適応機能などが向上する可能性は十分に考えられます。

それに伴って、早期的に知的障害が発見されて適切な療育に繋げられた場合には、長期的な予後も改善して期待されると言われています。

通例では、知的障害の重症度に応じて療育の必要性やケアサポートの程度に関して判定することになります。

知的障害の治療に際しては、基本的には個々の状態に合わせて障害に随伴した不自由な要素を少しでも減らしていくトレーニングをすることが重要です。

もちろん、出生前後において適切な医学的対応をする、あるいは生後様々な福祉的な支援教育は、知的障害やその二次的障害を最小限にとどめることに役立つと考えられます。

つまり、個々の年齢や周囲の状況にも依存しますが、あくまで本人の特性や水準に応じて学習する環境や行政的な補助サービスを提供することが重要です。

知的障害を有する学童児であれば、普通学級ではなく、通級学級や特別支援学校などをはじめとする教育環境に身を移してあげることも望まれるでしょう。

そして、社会人になれば、デイケアや作業所、障害者枠での特別雇用などで、自立を促して社会との接点を持ち続けるように配慮します。

また、公的なサポートとしては知的障害者支援施設や療育手帳配布、障害基礎年金給付などが挙げられます。

ですから、知的障害の方では適宜そのようなサービスを利用したり、役所など公的機関に問い合わせて相談したりすることが可能です。

特に、療育手帳や障害者手帳を取得すれば、公共機関のサービスをある程度受けられるようになりますので日々の生活において非常に一助になりえます。

【まとめ】

知的障害においては、知能やその遅れに関する知識の啓蒙や周知、あるいは教育的支援を当事者のみならず一般社会で広く行うことが重要です。

そして本人のみならず家族を含めて遺伝に関するカウンセリングが浸透して行われることが非常に有用です。

知的障害ゆえの社会適応能力やストレス対処能力の低さから、知的障害を抱えている人が数々の問題行動や精神症状を認めるケースに遭遇した際には、薬物療法などでいったん症状を安定させることも必要となるでしょう。

また、知的障害児に対するカウンセリング治療の効果は、当該者の言語能力や情緒発達と関連する日々の生活における環境の整備を併用することが有効であると示されています。

特に知的障害が重く、言語による調整機能や情緒・社会性が未発達なケースに対してカウンセリングを行うときには、とくに生活療法を用いた環境調整が重要です。

知的障害児に提供される環境がその子にとって居心地が良く適切なケアサポートが提供されるものであることは言うまでもなく保護者にとっても重要な要素です。

今回の記事の情報が少しでも参考になれば幸いです。

適応障害とは

【はじめに】

精神疾患とは、脳の働きの変化によって、感情や行動などに著しいかたよりが見られる状態のことであり、適応障害も精神疾患のひとつです。

誰でも少なからず日々の生活の中で多少の不安や落ち込み、意欲低下などの症状は、病気でなくても経験することがあるでしょう。

そんな中で、メンタルの不調かなと思われるときには、適応障害についての知識が必要であり、しかるべき対処法を身に付けておく方がより良いと考えられます。

ところで、皆さんの周りに適応障害の方はいらっしゃいませんか。

この病気になると、普段の生活の中で発生する日常的なストレスに対して上手に対処することが困難であるがゆえに抑うつ状態や不安感などの精神症状を自覚し、日々の行動面に変化が現れることによって社会的な生活や営みに支障をきたします。

適応障害そのものは、周囲環境におけるストレスを代表とする外因的な要素と、それらストレスに対する個々の対処力や本来の性格面などを含む内因的なファクターが相互的に組み合わさることによって発症すると言われています。

今回は、ストレスの多い現代病とも言える適応障害についてご説明いたします。

【第1章】適応障害の原因とは?

適応障害を発症するきっかけとされている主たる原因は多種多様です。

例えば、引っ越しや転職・異動、あるいは転校やクラス替えといった周囲環境の急激な変化や離婚などのネガティブなイベントが一因になっている場合が多いとされています。

その一方で、悲観的な出来事のみならず結婚や出産、あるいは部署内で昇進したり、役職が昇格するなどポジティブな要素によって引き起こされることもあると伝えられています。

前述したように、殆どの症例において契機と考えられる突発的な出来事や周りの状況の変化からおよそ1ヶ月以内に発症するとされています。

主だった原因がある程度はっきりしているため、その要素を早期に解消することでスムーズに症状が改善できることを期待できますが、逆に原因が追求できずに効果的な対策を実行できない場合には症状そのものが慢性化して長く付き合いことに繋がってしまいます。

適応障害に陥りやすい直接的な素因としては大別して外因的要素と内因的要素に分類されます。

外因的な要素としては、家庭内状況や学校及び職場での環境変化、そして最も影響力が強いと言われている人間関係の悪化などが誘因となることが多いです。

内因的な要素に関連する事項としては、例えば元来持っている個々の性格や考え方によって様々なストレスに対処する耐性度や社会的な周囲のサポート状況の程度などが影響すると考えられます。

日々の社会生活を送るうえでは一定のストレスを完全に排除することは不可能であり誰にでも適度なストレスは掛かるものです。

些細なストレスのみで適応障害を発症する人もいる反面で、莫大なストレスが降りかかってきても何ら普段と変わることなく平気でいつも通りの生活を送ることが出来る人も存在することが内因的要素の代表例と言えます。

【第2章】適応障害の症状とは?

適応障害における代表的な自覚症状としては、不安感や焦燥感などの情緒不安定を呈する症状、あるいは不眠症や慢性頭痛などの身体愁訴として出現する症状、そして会社での遅刻や日常生活での暴飲暴食などの問題行動を引き起こす症状群に大きく分類されます。

もちろん現実的には症状の現れ方やその問題行動の詳細な内容などは個々の患者さんの状態や重症度によって異なりますが、これらの一連の症状は明確な誘因から解放されると同時に改善し、一方で再び負担になる原因が迫ってくると強くなる習性があります。

一例をあげると、仕事や学校において強いストレスを感じている方の場合では、基本的に平日の日中時間帯には不安や頭痛などを起こしやすいですが、平日夜間帯や祝休日、そして自分の趣味に没頭している時などには症状が軽快あるいは消失するために安楽に過ごせます。

他にも、典型例としては抑うつ気分や感情の高ぶり、集中力の低下などの情緒面での症状が現れる事によって不眠症や眩暈、動悸症状などの身体的不調に繋がることもあり得ます。

また、行動面の症状としては、普段では到底考えられないようなその人の性格らしからぬ発言や素行がみられ、摂食行動に異常をきたすこともあります。

ひどい場合には、何の連絡もせずに無断欠勤するなど社会的に常識範囲と思われる生活を送るうえで周囲に大変迷惑になるような障害行為を認めることもあります。

ところが、これらの問題的な種々の症状は、通常ではストレスがなくなり負担が軽減されると改善傾向を認めるのが特徴的です。

一般的な適応障害では、ストレスが消失してから長くても半年以上に及んでつらい症状が続くことはほとんど無いものとされています。

【第3章】適応障害の治療とは?

通常では、適応障害においてはストレスが軽減して長く見積もっても半年以上に及んでつらい症状が続くことはほとんど無いものとされています。

適応障害の診断をする際には、精密検査による明確な基準がなく、ストレスに関与する時期や症状の発現方法などを詳細に把握することが必要となります。

適応障害は脳腫瘍やてんかん、甲状腺疾患など脳の器質的疾患や身体疾患に起因する症状をルールアウトしてはじめて疑われるために、脳の病変をチェックするCT検査、MRI検査、脳波検査や採血検査などが行われることがあります。

さらには、専門家による詳細な診察や心理検査を駆使して適応障害以外の精神疾患に特徴的な基準をいずれも満たさないことを確認して除外診断を行います。

そして多大なる日々のストレスに暴露されたのちに、本人が精神的な負担を強度に感じて社会生活を十分に送れないレベルに達した暁には適応障害と診断されます。

適応障害の治療でもっとも大切なことは、原因となるストレス状態の軽減です。

そのために環境調整としては、一旦休学して様子を見たり、一時的に職務を中止して休息を促すケースもあります。

職場の配置転換後に発症した場合は、本人が希望する部署への異動をすすめるのが有効な場合も散見されます。

そして、同時に本人が様々なストレスに対して免疫力を付けて人並みに対応できる能力を高めることが非常に大事です。

このために、心理療法としては、認知行動療法やカウンセリングが行われます。

十分に夜間眠れずに不安感や抑うつ気分に苛まれる症状が強ければ、補助的に薬物療法で症状を抑えながら、患者さん自身と周囲を取り巻く社会生活空間に発生する課題を少しずつ把握しながら、各種のストレス源をアクセプトするサポート治療が実施されます。

また、社会的サポートの補強としては、家庭内での環境調整や周囲の協力を得ることが必要です。

なお、一般的に薬物療法で用いられるのは、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などですが、あくまで補助的なものであり、心理療法に比べて効果のエビデンスが乏しいため、環境調整や本人への心理療法が優先されます。

適応障害に対しては、環境の調整などを行って患者さん自身で適応しやすくすることが最も効果的です。

【まとめ】

適応障害は一般的にはある社会環境において柔軟に対応することができずにその結果として多種多様な心身の不調な症状があらわれて実生活に少なからず支障をきたすものと定義されています。

言うまでもなく、適応障害を治療する際にもっとも重要視されるべきことは、その原因となっている日々のストレス状態を回避して本人の負担を軽減させてあげることです。

そのためには、本人を取り巻く周囲環境の調整などを行うことで徐々に適応しやすくすることが最も効果的な方法と考えられます。

最後になりますが、家庭内における環境調整や周囲の協力を上手に得ながら、適応障害を正しく診断して効果的な治療に繋げられるように心がけましょうね。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

【実録】とある精神病棟の看護師

今回は精神病棟の看護師のハードなお話をしていこうと思います。

精神病棟は病棟によって雰囲気や仕事内容が異なります。

辛い目に合わなくてはいけなくなったり、時には暴言や暴力があったり。

給与面はどうなの?とも思いますよね。

精神科看護師さんは患者さんの心のケアが必要とされます。

じっくりと信頼関係を築かなくてはなりません。

人手不足

さて、最初は人手不足から解説していきましょう。

精神科病棟といえば認知があったり徘徊があったり、時には力仕事も必要で、患者さんにはきめ細やかに接しないといけませんよね。

精神科病棟の人手不足はどうでしょうか?

病院には看護師の配置に基準があるのですが、政府の定めにより精神科は特例として少なくていいとされているのが現状です。

実際に三人に一人が人手不足を感じ、十分なサービス、休みが取れない、残業が多いと問題が多々起こっているようです。

給与面

では、ここまでハードで人手不足、残業もあって給与面はどうなのでしょうか?

私は特殊な科目なので高いとばかり想像していましたが、実際にはそうではないようです。

政府が定めた、精神科特例という方針で、給与面はどこの看護師よりもやや低いです。

三交代で休む暇なく仕事内容も多いのに、仕事内容とまったく見合わないというのが現実です。

看護師のモチベーションである給与が低いのは、転職を考えたくなりますよね。

マイナスになる言葉

精神科病棟は、心に深い傷を負っている人が多く、嘆く人も少なくはありません。

そのため、自分も病むケースが出てきます。

精神科は心のケアがメインなので、コミュニケーションを日々取ります。

共感性が強い人ほど感情が伝染していき、プライベートまで引きずる人もいるでしょう。

お医者さんも看護師さんもうつ病になるケースも珍しくなく、ロボットで診察してくれたら・・・と嘆く看護師もいます。

暴言など

暴言や暴力は日常茶判事と聞きます。

心がすり減っていくでしょう。

これは精神科病棟ならではの事例ですね。

暴言や暴力のある患者さんと日々向き合い、話を聞かなくてはならないために、感情にコントロールも大変なようです。

せん妄などある患者さんに看護師が襲われた時彼女は、自分の命に関わる、そう思ったようです。

暴言暴力は精神科看護師には覚悟のいる事例だと思います。

キャリアの幅

精神科看護師はほかの看護師とすることが違うこともあり、キャリアの幅も気になるところですよね。

もし、しんどくて、異動をしたい、転職したい、と思ったらどうでしょうか?

まずは、一般の看護師と全く同じ仕事をするわけではありません。

一部知識はあるよ、という感じで長期キャリアを考えた時に転職しにくくなる、辞めるなら今の内と考える人もいるようです。

「精神看護師は使えない」

等、看護師内でも言われたり、精神科のルーティーンに慣れていたり、転職しづらく感じている人も少なくはありません。

業務量と疲れ

・普段は普通に色々と細かい雑務のある看護師。

精神科看護師はそれに加え、コミュニケーションや力仕事、複雑な服薬管理があります。

日常的生活支援をしなければならない病棟もあり、身体的ストレスとなっています。

日々の雑務もこなしているので心身疲れるのは当然でしょう。

人間関係

どこの職場でもそうですが、看護師の一番の悩みは人間関係です。

一定の割合で離職率を占めています。

ただ、精神科病棟に関しては、男性もいて、物腰の柔らかい女性もいる分、まだ悩みとしては軽く感じますが、中にはなじめずホウレンソウを避けたい・・・。

という看護師もいます。

実際この業界でも鬱になって抜け出せなくなっている人もいます。

その他

転職したほうがいい目安として、残業代が支給されない、三交代がつきに9回続く、この職場でメンタルに異変が生じている、などがあれば異動や転職を考えたほうがいいかもしれません。

まとめ

まとめとして、今まで書いてきたものを再度振り返りましょう。

人手不足

最初は人手不足からでしたね。

精神科病棟といえば認知があったり徘徊があったり、時には力仕事も必要で、患者さんにはきめ細やかに接しないといけませんよね。

精神科病棟の人手不足はどうでしょうか?

病院には看護師の配置に基準があるのですが、政府の定めにより精神科は特例として少なくていいとされているのが現状です。

実際に三人に一人が人手不足を感じ、十分なサービス、休みが取れない、残業が多いと問題が多々起こっていることが現実です。

給与面

二番目に給与面でしたね。

では、ここまでハードで人手不足、残業もあって給与面はどうなのでしょうか?

私は特殊な科目なので高いとばかり想像していましたが、実際にはそうではないようです。

政府が定めた、精神科特例という方針で、給与面はどこの看護師よりもやや低いです。

三交代で休む暇なく仕事内容も多いのに、仕事内容とまったく見合わないというのが現実です。

看護師のモチベーションである給与が低いのは、転職を考えたくなりますよね。

マイナスになる言葉

三つ目はマイナス面。

精神科病棟は、心に深い傷を負っている人が多く、嘆く人も少なくはありません。

そのため、自分も病むケースが出てきます。

精神科は心のケアがメインなので、コミュニケーションを日々取ります。

共感性が強い人ほど感情が伝染していき、プライベートまで引きずる人もいるでしょう。

お医者さんも看護師さんもうつ病になるケースも珍しくなく、ロボットで診察してくれたら・・・と嘆く看護師もいます。

暴言など

四つ目は暴言ですね。

暴言や暴力は日常茶判事と聞きます。

心がすり減っていくでしょう。

これは精神科病棟ならではの事例ですね。

暴言や暴力のある患者さんと日々向き合い、話を聞かなくてはならないために、感情にコントロールも大変なようです。

せん妄などある患者さんに看護師が襲われた時彼女は、自分の命に関わる、そう思ったようです。

暴言暴力は精神科看護師には覚悟が本当にいります。

キャリアの幅

気になる方もいるはずキャリアの幅。

精神科看護師はほかの看護師とすることが違うこともあり、キャリアの幅も気になるところですよね。

もし、しんどくて、異動をしたい、転職したい、と思ったらどうでしょうか?

まずは、一般の看護師と全く同じ仕事をするわけではありません。一部知識はあるよ、という感じで長期キャリアを考えた時に転職しにくくなる、辞めるなら今の内と考える人もいるようです。

「精神看護師は使えない」

等、看護師内でも言われたり、精神科のルーティーンに慣れていたり、転職しづらく感じている人も少なくはありません。

業務量と疲れ

・普段は普通に色々と細かい雑務のある看護師。

精神科看護師はそれに加え、コミュニケーションや力仕事、複雑な服薬管理があります。

日常的生活支援をしなければならない病棟もあり、身体的ストレスとなっています。

日々の雑務もこなしているので心身疲れるのは当然でしょう。

人間関係

どこの職場でもそうですが、看護師の一番の悩みは人間関係です。

一定の割合で離職率を占めています。

ただ、精神科病棟に関しては、男性もいて、物腰の柔らかい女性もいる分、まだ悩みとしては軽く感じますが、中にはなじめずホウレンソウを避けたい・・・。

という看護師もいます。

実際この業界でも鬱になって抜け出せなくなっている人もいます。

その他

転職したほうがいい目安として、残業代が支給されない、三交代がつきに9回続く、この職場でメンタルに異変が生じている、などがあれば異動や転職を考えたほうがいいかもしれません。

その他のように続く人はじっくり今を見直し、体と心を壊す前に転職を考えましょう。

精神科病棟はハードです。

給与面とも相談しながら動いていきましょう。

問診中やその後への症状の伝え方

問診をとるときや、とった後の共有は、病院や施設の中では特に注意と正確さが必要です。

それらを伝える際、または聞き取る際に、誤解や違いが発生してしまうと、前提条件が変わってしまうためです。

そのため本記事で伝える10の方法をしっかりと理解して、今後の仕事に十分役立てていきましょう。

1.主訴を伝えるとき

 一番困っている症状はいつから、どんなふうに始まったのかを確認しましょう。

ある瞬間、突然始まる場合や徐々に強くなる場合など、症状によってさまざまな始まり方があります。

それらを正確に、明確に伝わるようにしましょう。

2.患者さんの「お困り度」、「心配度」を伝える

その症状によって、どんなふうに困っているか、困る理由もできれば教えてください。

例えば、膝が痛いのなら「エレベーターのないアパートの4階に住んで いるので、膝が痛いと階段の昇り降りが辛い」、

咳がとまらないのなら「教員なので授業中に咳が出るとこまる」、

体がだるいのなら「仕事の能率が普段の半分 に落ちている」などの個人的な理由がむしろ望ましいです。

それらは、処置の仕方が変わってくるからです。

もしも、在宅時間が長い人にギブスや固定する処置をしても、問題ありませんが、普段から移動が多いい人にとっては不便で、制限になるからです。

また生活自体は困らなくても、重大な病気かもしれないと心配して受診する場合も多いので、はっきりと「(具体的な理由)」が心配で来ましたと伝えましょう。

お仕事や家庭の状況と不安に思う理由などから、患者さんの「お困り度」と「心配度」がわかれば、患者さんの生活の質の改善を目指すという目標を意識しやすくなります。

そこから医師は病気のことだけでなく「その人全体」を診る第一歩を踏み出すことができます。

3.症状の正確な部位と広がり

単に「胸」、「腹」といっても部位によって考える病気が異なります。

その中心がどこなのか、どのように広がっているか、指し示してください。

例えば、人によっては背中と表現するところが、腰に当たるところであったり、肩甲骨が痛いと証言していても、その部分が背骨に当たる部分であった場合など、人の証言によっては、処置に遅れやミスが発生する可能性があるためです。

そのため、適切な場所の把握のためにも、触診や指差し確認をして、明確な把握に努めましょう。

4.症状の性質の言葉による表現

痛みなら「ズキズキ」「キリッ」「針でチクチク刺す」「胸を押さえられる」 などのような表現があります。

これらによって、患者さんの感覚に近いものを共有することができます。

明確な痛みの感覚を共有できない場合でも、理解しやすくなりますので、オノマトペを利用した、問診は特に小さい子供や、高齢者の方に有効的な方法です。

5.症状の激しさ   

人によって感じ方は違いますが、今まで感じてきた痛いや症状と比較することはできます。

それはいままで感じたことのない強さか。

痛みなら生涯で最も強い痛みを10点として10段階で表現してもらうことが多いです。 

それにより、患者さんにとってどのような状態にあるのかを把握しやすくなります。

6.症状の持続時間と回数

症状と回数は判断材料としては、とても重要な役割を果たす質問です。

1日のうちで出たりやんだりするなど断続的な場合から、月に1回程度とたまにある症状なのか。

また起こりやすい時間帯がある場合は、いつ頃でどのような変化があるのか。

これらによって、例えば咳が出る患者さんの場合には、風邪なのか、喘息なのか、肺炎の疑いがあるのか、インフルエンザや、新型のウイルスの兆候があるのか、などさまざまな傾向と観測が想定されます。

一つの症状でも、流行や時期によって分類してしまわぬように、詳細なデータがあることで、判断がより明確になり、適切な処置につながります。

7.症状の増悪・軽減因子

症状によっては、ある一定の動作をすることで、またはある一定の時間帯に増悪または、軽減する場合もあります。

動作や姿勢の違い、運動や休憩などの活動で、症状が悪くなったり逆に軽くなる理由があるかを確認して、それはどのような場合だったを確認する必要があります。

これにより、症状が消去法的に明確になることもあります。

また、選択肢になかった病状や原因の発見につながることもあります。

いずれにしても、まずが場合の限定と発券をしましょう。

8.随伴症状

随伴症状がある可能性もあります。

つまり複数の症状の組み合わせがあるかどうかです。

例えば、めまいや痛みに、吐き気が伴う場合などです。

これはインフルエンザなどを例にしても、経験があるでしょう。

咳による低酸素状態のめまいや、体の節々や関節の痛み、抗体反応によって食事したものが、咳と一緒に逆流状態になる吐き気など、これらが複合して現れる状態を随伴症状として、判断します。

主症状とは混合しないようにしましょう。

9.ご自身の解釈

症状の原因や体調を崩すきっかけになった理由について、お考えがありますか? と質問することで、明確には理解していなくとも、患者さんの直近の行動パターンの把握にもなります。

これにより、病状の把握や、原因の究明が迅速に行える場合があります。

心当たりのある行動や、思い当たる選択肢を聞いておくことで、診断する前に明確な判断材料があれば、患者さんの処置に移る時間が短縮することもできます。

もしも問診時点や、検査時に聞いていれば、または患者さん自身が思いつけば、医師にお伝えるか、伝えるように促してください。

それが有力な診断の手がかりとなったり、今後の療養上のポイントかもしれません。

患者さんによっては「悪性の病気かもしれない」という思い込みで、心配の種を抱えることもあります。

この際には、医師に質問して解決しておきま しょう。

それらの思い込みによって、ストレス性や精神的病気を併発してしまってはいけません。

患者さんに寄り添って質問し、もしも言いたくない素行、兆候が伺えた場合には無闇に質問詰めにしてしまうと、返答できなくなる可能性もあります。

10.検査や治療についての希望

患者さん側から「受けたい検査がある」、「粉薬はだされても飲めない」など、具体的な希望が問診の際にあれば、医師に必ず教えてください。

医師の判断にもよりますが、保健医療サービスとして許される範囲で希望にそって診療させていただくことができますが、医療は公共サービスであり商品ではありませんので、 検査料を払えば必ず期待に沿えるわけではありません。

また、病院によっては提言しても病院のみが尊重されることもありますので、それらには理解が必要です。

しかし、本来は患者さんファーストであるべきなので、医師・看護師、患者さんのお互い意見を出し合って決めて行きましょう。

そうすることで、より安心できる環境で、処置を講じることができるでしょう。

おわりに

このように10の方法をマスターすることで、円滑に迅速に想定されることに対処できます。

これらはあくまで実際に基づいたものが多いですが、看護師や病院での環境に左右される要因も多くあるのが現実です。

本書での行程を遵守するあまり、自分の環境とはそぐわない行動をとってしまうと、かえって時間がかかってしまったり、処置に遅延が出てしまう可能性があります。

自分の環境にマニュアルがあれば、それらを遵守しつつ、本記事での方法を取り入れて、円滑で迅速な問診を、医師には明確で適切な説明を果たせるようになりましょう。